ダイソーのミリウオッチをスイープ運針に改造!

最近知ったのですが、ダイソーで販売しているミリウオッチのステップ運針のムーブメントを交換して、スイープ運針の中国製のムーブメントにするのが一部のマニアの方たちの間で流行っているという話なので、遅ればせながらやってみようと思います。
ムーブメントは中国製のSP68です
SUNON-SP68の中国製のムーブメント(109円、送料194円、合計303円)をアリエキスプレスで購入して到着まで10日ほど待ちます。
まず最初にバンドを取り外します。次に裏ブタを開けて中の白いスペーサーを外します。続けてオシドリを押しながら巻真を抜きます。ケースをひっくり返して表側に向けて針と文字板がついている状態のムーブメントをクッション台の上に載せます。
文字板の横を持って、ムーブメントが見えるように反対側に向けて、巻真をムーブメントに差し込みます。再び文字板を上にして時針・分針・秒針を一度に取り外します。文字板からムーブメントを外します。
ムーブメントを交換します
ムーブメント単体にしてから、電池を外します。SP68のムーブメントを文字板の足の位置に気をつけながら文字板に取り付けます。その後、新しい電池(SR626SW)をムーブメントに取り付けます。
慎重に針を取り付けます
時針を取り付けます。巻真を仮の樹脂製の竜頭で回して、時針を12時位置にして分針を真上に載せて軽く取り付けます。3時位置、6時位置、9時位置、12時位置の4か所でずれがないかよく見て大丈夫であればしっかりと押し込みます。最後の秒針はスイープ運針なので位置は気にせずに取り付けます。
正常に動いているのを確認して、巻真をオシドリを押しながら抜き取ります。文字板と針の付いた状態のムーブメントをケースに入れます。この時に文字板とケースの内側に、埃が無いように気をつけます。
ケースに平らになるように、文字板の横を持って入れて、確実に入ったのを確認します。巻真から仮の樹脂製の竜頭を巻き芯をヤットコで持ちながら、反時計回りに回しながら取り外します。先ほど取り外したムーブメントから巻真をヤットコで持ちながら、銀色の竜頭を反時計回りに回して取り外します。
巻真の長さ調整です
ヤットコで巻真を持ちながら、銀色の竜頭を取り付けます。竜頭を押し込んだ状態で、巻真が何ミリ長いか測って少し測った長さより長めに喰い切りで切断して、切断面をヤスリがけして整えます。面取りをして銀色の竜頭を取り付けて長さを見ます。
もし、まだ長い場合は繰り返し調整します。ちょうど良い長さになったら、嫌気性の接着剤のロックタイトを巻真の切断面付近につけて竜頭を取り付けて接着します。5分ほど待ってヤットコで巻真を持ちながら竜頭を反時計回りに回して、しっかりと接着しているのを確かめて竜頭を手で持ってムーブメントに差し込みます。
白いスペーサーを忘れないように気をつけてしっかりとかぶせてから、裏ブタを巻真の部分の切り欠きを巻真に合わせて閉めます。これで終了です。